心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

東京裁判で裁かれたからこそ、アメリカ人に言える権利がある

午前4時5分、NHKラジオ第1「明日への言葉」を


聞くのが好きです。




日本にいる素敵な人たちのことを


たくさん知ることができるからです。




今朝は「東京裁判」という題で


ノンフィクション作家 保阪正康のお話でした。





私は、今まで「東京裁判」について感じていたことは


「戦争に加害者も被害者もいない」のに、こうして


時代に翻弄された人たちが


断罪されていくことに無意味なイメージを持っていました。



けれど、この裁判があったおかげで


日本人が今まで知らされていなかった事実に直面できたことは


良かったことだと思いました。




そして、もうひとつ、この裁判が実行されたということで


「こうして、東京裁判で裁いたあなた達アメリカ人は


同じことをしているのではないか」と


日本人が言える権利を持ったはずなのに


それを言っていない。。。という言葉が印象的でした。



(2月10日、この日の録音を見つけました。

https://www.youtube.com/watch?v=ZL3oKoh70rw)