心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

甘やかされた子供と、厳しすぎる親に育てられた子供、立ち直りが早いのは?


秋田宏著・まとめ

明日への言葉: 内藤大助(元プロボクサー・タレント) ・出会いが人生を変える




顔だけは、知っていたがその他のことは知らなかったので調べてみた。

内藤大助 - Wikipedia








北海道出身だったのですね。

道産子の私としては

少し親近感がわきました。


でも、北海道の中学でいじめがあったなんて

悲しいことだなぁと思いました。


いじめは

地域に関係なく

日本中であることなのでしょうけれど。



いじめをばねにして

強くなれたのでしょうが

いじめは

合わないに越したことはない。





小さなころよく、私の母は言っていました。

「艱難汝を玉にす」





私は、カウンセリングの勉強をしていたとき

私の師匠(カウンセラー)が

「厳しく育てられた子供と

 甘やかされて育てられた子供が

 少年院に入ったとき

 立ち直りが早いのは

 甘やかされた子供なのです」と

話してくれました。

愛情を感じられずに

育てられると

立ち直る力が沸いてこない。

一方、甘やかされた方は

今までの愛情が基礎になって

立ち直る力がでてくると。


その言葉は

私の信念になりました。

子供たちが登校拒否をした時も

「きびしく正しいことを言うだけの親」になるよりも

「どこまでも味方になって受け入れる親」になる方を選びました。


厳しい親と、甘い親のどちらになるかを選ぶとしたら


たとえ、子供が非行に走ったとしても

立ち直りが早い方を選ぼうと思いました。


そして

子供たちが成人して

それぞれの道を歩き出している今、

私の選択は間違っていなかったと確信しています。



厳しい親も

ほめない親も

それぞれの、子供に良かれと思ってやった親心なのでしょう。

でも、それは基本には

こどもに愛がしっかり伝わっていることが

前提だと思うのです。


生きていけば

いろいろな苦しみがあります。

だから、苦しみはわざわざ与える必要はないのだと思うのです。


子供が親の愛情をしっかり受けて育ってさえいけば

自分を成長させるための鍛錬は

子供自身が自分で望んでいくでしょうから。







内藤さんの生い立ちの話を聞きながら

「ご苦労様でした。本当にお辛かったでしょうね」と言いたい気持ちになりました。



無駄な苦しみは

与えずに済むのなら

与えない方がいい。。


私はそう思っています。