心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

自分が一番、未知数

和食を世界に(前編)(後編)
近茶流嗣家(きんさりゅう・しか)・
料理研究家 柳原尚之
(H28/1/3 OA)




秋田宏著・明日へのことばまとめ(前編)

http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2016/04/blog-post_27.html

               (後編) 

http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2016/04/blog-post_20.html



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お話を聞いていて

日本料理を勉強したくなった。


私は

20年ほど前に

通信講座で料理の勉強をしたことがある。


子供を保育園に預けたときに

献立表を見て

愕然としたからだ。

メニューのバラエティーの豊かさに

ショックを受けた。


私は夫のために

料理を習おうという発想がなかったが

子供のためには

しっかり料理をしなければと

感じてしまった。


私はもともと、料理に自信がなかった。


母は管理職で忙しかったので

料理をしなかった。

だから

母から料理を習う機会がなかった。


父親が簡単な料理を作ってくれたり

お手伝いさんが作ってくれたりした。


私は、本当は母親の手作り料理が食べたかった。


母は何かと私の反面教師になった。


私は、子育てが終わるまで

仕事を持たないと決めた。

私が味わった寂しさを

こどもに味わわせたくなかった。


「ホームクッキング」という通信講座を受講した。

合計100品を作って、感想などを提出した。

テストもあった。


次に勉強したのは

「栄養学」

「中華料理」と「病人食」。



そして、これらを受講中に

アスピリンアレルギーを発症して

アスピリンと同じ化学構造式を持つ食品添加物にも

反応するようになった。


市販のものに

入っている保存料に

アレルギー反応が出るようになり

手作りのものしか食べられない体になってしまった。


そのため

料理は自分の食生活のためにも

必要不可欠になっていった。



そして

7年前から

健康のためにベジタリアン生活もした。

グルテンフリーの食生活もした。

冷蔵庫を撤去して

干しもので保存する生活も1年してみた。


さまざまな

試みで

結果的には

産後56kgまで太った体が

今は39kgになっている。



ちょっと痩せすぎてしまったので

最近は肉も少し食べている。




私にとって

食生活は楽しみであり

生きがいでもある。

また、自分の食べられるものにするために

工夫しなければならない挑戦科目でもある。



薬膳料理にも興味がある。


でも、受講料が今は払えない。


日本食をしっかり勉強したい気持ちもある。

せっかく、世界文化遺産の和食の国に住んでいるのだから

身に着けたいとも思う。


来年の今頃は

どんな料理を食べているだろう?

どんな料理を学んでいるだろう?


いつも1年先のことは未知数だ。

1年前には想像もしていないことを

私はやっている。


今、やっているアラビア語の勉強なども

1年前には想像していなかった。


4月で57歳になった私。

86歳の平均寿命まであと29年。


29回分、想像していない未来がくると

楽しいな。


自分が一番未知数だ。