心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

一日100円台の食費で子どもを育てるって

今朝のお話は「全国フードバンク推進協議会代表」の 


米山けい子さんのお話でした。


http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2016/02/blog-post_19.html



秋田宏さんの書かれた「明日への言葉」

https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/150811/



貧困家庭に食料を無償で届けるフードバンク。。。


それも、配慮がちゃんとあって


近所にわからぬように


宅配便でそっと届ける。。。




月に2回、楽しみに受け取る家庭



中には手紙も添えられている


そして返信用ハガキも。



その中で


困ったことを相談もできるし


心の交流もできる。。。。。






実は私も生活に困窮したことがある。


夫がいきなり退職して


1年無収入。


わずかな退職金は1年の間に食費に消えた。



体の弱い私は働きに行くこともできず。。





国からの支援金を2種類受けた。


昨日、そのひとつの返済が


完済した通知が届いたばかり。






お金がない生活は

まず、食べ物が大変だ。


空腹をしのぐためには

どうやって

お腹を膨らませるか。


片栗粉で「あん」を作って

その中に具財を入れる。。。

それで、すこしお腹持ちがよくなる。とか


知人から送られてきたお芋で

毎日の料理を作ったこともある


今日は、ハッシュドポテト風

昨日はシェパードパイ風

その前は肉じゃが風



心配する友人に

「ちゃんと食べてるよ。」と言って

 メニューを言うと

 「芋ばっかりじゃん」と言われて


  そりゃそうだ。。。と可笑しくなったこともある。



食費は

家族で3人家族で

一日300円の時もあった


一人

やはり100円台か。。。

そうか、うちも

そうだったんだ。。。


100円台はきついです。


育ち盛りは

なおさらです。

でも、そんな家庭が日本には増えている。



外から見たら

立派な家に住んでいて

車庫には立派な車があっても


その車は車検が切れ、

ガソリンは空っぽ

家の中では

暖房もなく冷え切っていて

育ち盛りに子どもがいるのに

毎日おかゆ。


そういう家に

食べ物を届けたことが

フードバンクが

取りに来てもらう形から

宅配に切り替わったきっかけになったと

話していた。


家や車を売ればお金になるでしょ。。と思っても

そんなにすぐには

家も車も売れない。


でも、食べ物は

まったなし。




そういう家庭を支えてきたフードバンク。

組織化されて

認知度も上がりつつある。。。


でも、私は今日まで

知らなかった。


そして

あっても

たぶん、私はあまり利用はできない。。。


どうしてかというと

食べ物のアレルギーがあるからだ。

保存料がだめ、湿疹や顔面麻痺が起きる。


アレルギーは時には

命に関わることもある。



アレルギー対応の食物の支給を望むなんて

始めからあきらめていたが


でも、日本でもアレルギー患者は結構いるはず


あきらめていないで

アレルギーのある人でも

緊急時に対応してもらえることが

もっと認知されてきたら。。



そして

アレルギーを持つ人たちが

支えあうシステムがあったら。。。




話しをフードバックに戻そう。


ここでは寄付もつのっている。


食材(販売期限が過ぎた物など)を

提供してくれる業者も

どんどん増えてくれるといい。。。



そして

個人の家でも

贈答品やお歳暮なので

余っている食材の提供も

喜ばれるはず。。



キーワードは

「食べ物の循環」。


それから、家に余分にある食材を提供し

足りない食材を受け取る。。。そういうシステムも

できるといいなぁ


鮮度を保持したままで

循環できるシステム。。。



人が負い目なく

食べ物を受け取り

何かを返していける社会


自尊を持ちながら

助け合える方法。。。。。。




待っているだけで

いいのだろうか。