心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

凛として生きる


  「生きていることへの答えを求めて」というテーマで
写真家 大石芳野さんのお話を聞いた。



 今日のお話はこちら。

秋田宏さんの書かれた「明日への言葉」https://www.youtube.com/watch?v=c5imm-MI38g



印象的だったのは

彼女の写真集「ベトナム凛と」についての

説明だった。


その写真をとったころのベトナム人は

皆、驚くほど「凛」としていたこと。

そして、おばあさんの後姿でさえ、

まったく隙がなかったということ。


一人ひとりが

自分の尊厳にかけて

生きていたこと。。。。



私はベトナム戦争のことを

あまり知りません。

ベトナム戦争から連想することは「枯葉剤」という言葉くらい。


この枯葉剤は、

戦争の時にベトナム人が

ジャングルの中から

攻撃してくるために

敵が見えずに困ったアメリカが

それならジャングルを枯らしてしまえば

見はらしが良くなる。。。ということで

撒いた薬だそうだ。


後にこの薬が

ベトナムの人々に

大変な後遺症を

もたらしていく。



この枯葉剤でベトちゃんドクちゃんが

下半身がつながった結合双生児としてベトナムで産まれた。


そのニュースが

日本でも大きく取り上げられたのは

よく覚えている。




凛としたベトナム人・・・・・


こういうブログも見つけた。

http://ameblo.jp/katsuri463371/entry-11851547176.html





たしかに

アメリカを相手に負けなかった唯一の民族。。


その気概は今の日本人にも持ってほしいような気もする。


アメリカと喧嘩する必要はないけれど

気持ち的には

いつも対等に

堂々としていてほしいと思う。






私にも

ベトナム人の友人がいたが

たしかに

彼女は自分に対して誇りを持っていた。


あの自信はどこから来るのだろうと

感じていたが

国民性だったのだな。。。と

今、思う。


彼女は優しい人でもあったが

彼女の持っている自尊心は

すがすがしかった。



どうやったら

凛として

生きれるだろう?



良い意味でも

悪い意味でも

柔らかで

優しい日本人が

凛として生きるには

どうしたらいいのだろう?



これは

ひとりひとりの

心の中から

始まるものだろうなということだけは

感じている。