心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

伝統芸能って、もしかして究極の癒し?

今日は、狂言師 善竹十郎さんのお話でした。



秋田宏さんの書かれた「明日への言葉」

http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2015/11/blog-post_16.html





この方の出演している動画を見つけました。


https://www.youtube.com/watch?v=VLhNZSo7hlA




優しそうなおじいさまですねぇ。





狂言というものを

生で一度だけ

見たことがあります。



中学生の時

学校の舞台の上で。



学校に来てくださったのだと思います。



子どもながらに

感じたことは

「重そうな衣装を着ているなぁ」。。。




そういう私ですから

狂言のことは

あまり知りません。



ただ、「能」よりは

退屈しなさそう。。と

いうなんとも情けない感想ばかり。


「狂言」というのは

現代でいうと

「コント」だと

言っていました。



笑いをもたらす

癒しの手段で

あるのでしょう。


「笑い」といえば

落語もありますね。


私は

過去に一度だけ

ものすごく

落語が聞きたくなったことが

ありました。


次女が幼い頃、

「白血病」の疑いが出て

検査の結果が出るまでの

1週間。。。



むしょうに落語が聞きたくなりました。


落語を聴く習慣などなかったのに

「寄席」に行って

ずっと落語を聞いていたかったのです。



結局、検査結果は

白血病ではありませんでした。


本当に

ありがたかった。。。



でも、

なぜ、あの時

聞きたいものが

「落語」だったのでしょう?


笑いといえば

コントや

漫才、

いろいろなものが

テレビで

やっているというのに。



今、ふりかえって

考えてみると、

日本の伝統的な笑いの中に

抱かれるようにいやされる

不思議な包容力を

感じたのかもしれません。


辛い人生をまるごと

受け止めてくれるような

不思議なおおらかさ。


そして

「大丈夫だよ」と

どーんと

ささえてくれそうな

安定感のある重み。




それが

伝統芸能のもつ

魅力なのかもしれないなぁと

今初めて、気づいた気がしました。