心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

飲酒運転で子どもを亡くす

飲酒運転で息子を亡くされた山本美也子さんのお話だった。



秋田宏さんの書かれた「明日への言葉」

http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2016/02/blog-post_27.html





お声は明るく、話し方も明るいのだが

最初から私の心に

なぜか

ズドーンと重く響いていた。


聞いているだけで、

呼吸が苦しくなるような気がした。



子どもを亡くす。。。

それも飲酒運転で。



裁判所に息子さんの友人と

行ったのだが

加害者を見た時

あまりに普通の人なので

怒りの気持ちがしぼんでしまった。。と

いうことを

話されていた。


普通の人が

加害者になる飲酒運転という犯罪。




どうやったら

被害者を減らせるかではなく

どうやったら

加害者を減らせるかという

言葉も印象に残った。



昔、私の尊敬する友人が

「車は走る凶器。

車に乗る時は

全人類の敵になったという

気持ちで乗っている」と言っていたのを

思い出した。



今から30年前になるが

飲酒ではないものの

真夜中に空腹で車を走らせていて

曲がり角で

うっかりお店に気をとられた瞬間に

30歳の女性をはねて即死させてしまった知人。

その女性には

3人の小さな子どもが居たとのこと。


知人は

一生かけて

その家族に償うと

決意した。

その知人は

虫も殺せない優しい人だった。

そんな人でも

うっかり加害者になるこわさ。



飲酒運転は

防げる事故ですが

たぶん、「このくらいなら・・」という

気持ちで

うっかり轢いてしまう。。。



世界にたった一人しか居ない

たいせつな命を

一瞬で奪ってしまう恐ろしさ。




実は

私は身近に

そういう知人が居たために

こわくて

運転免許を取れなかった。


<飲酒運転事故件数>警察庁交通局配布資料

http://www8.cao.go.jp/alcohol/kenko_shougai_kaigi/wg_kyouiku/pdf/wg2/s5-1.pdf


<飲酒運転対策>アルコールの与える影響

http://www.sonpo.or.jp/protection/insyu/eikyo.html





常習飲酒運転者に対する各国の教育対策

http://www8.cao.go.jp/koutu/chou-ken/h21/pdf/p26-35.pdf







実際、飲みに行って

また、急に飲む流れになって

飲酒した後

代行の車を頼むのにお金がかかる。。。

ということも実際には

飲酒運転をしてしまう原因のひとつにもあるのだろう


大きな飲み屋チェーンなどが

サービスの一貫として

安く車代行を頼めるサービスとか

始めてくれるといいなぁと思う。

飲酒運転をさせないあらゆる対策を

お酒を提供する側も

協力してくれたら。。。


それが

その店の認知度も上げる

嬉しい効果も出たりしたら。。。



もう、そういうサービスは

あるのだろうか。


できるなら

もっともっと

安く、後払いができるシステムとかも

大切。。。


そして

飲んだら運転させない

企業ぐるみの

システムも

作られると

いいのになぁと

思う。