心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

人権があやうい「学校」という場所

今日は、詩集『独りぽっちの人生(せいかつ) 東京大空襲により心をこわされた子たち』を書かれた詩人の浅見洋子さんのお話だった。

http://www.kanda-zatsugaku.com/120309/0309.html




<東京大空襲>

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E8%A5%B2



私は東京大空襲を

体験していない。

母から

体験談を聞いたことはある。


悲惨な出来事とともに

空襲で親を亡くした心を壊した子ども達が

さらにその後の生活の中で

人権を無視され

生きていく辛さを詩に表した。




その詩を聞いていて

どこか

今の「学校」とイメージが

重なった。



やはり浅見洋子さんも

同じことを感じたようだ。


浅見さんは

「学校事故」の被害者についても

書いているそうだ。


戦争被害者と

学校事故被害者は

人権をないがしろにされた点で

よく似ていると言っていた。


うまく説明はできないが

私は感覚として

よくわかる。



学校現場の事故は

ひとりひとりの個人を

ちゃんと意識していれば

防げたはずの事故が多い。


一人ひとりの人権よりも

もっと別なもののために

一生懸命になっていると

事故は起きるのだと思う。