心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

戦争と男性

残された「空襲警報」は語る(1)
防空情報のしくみ
ジャーナリスト 白井久夫さんのお話だった。



秋田宏さんの書かれた「明日への言葉」
http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2015/08/blog-post_15.html





心に残った言葉は


「空襲警報が少しでも早く

放送できるようなシステム作りが大切だが

一番大切なのは

空襲警報を放送しなくても良い状況を作ること。

皆が手を取りあって暮らしていける状況を作ること。」


という内容の言葉だった。


「テレビなどで

ミサイルがピンポイントで

狙った場所に打ち込んでいくのを

気持ち良いという感覚で

とらえる人も居るかもしれないが

そのミサイルの下には

人の命がある。。ということを忘れてはいけない」。。。と

いう内容の言葉も印象的でした。



戦争では

人の命は戦利品になる。

命を奪うことが勝つための

必要条件。


人の命って

そんなふうに

奪われるために

与えられたものではないはずなのに。


どうしても

戦うことをやめたくないなら

戦いたい人だけ

集まって

殺しあえばいい。

スポーツのように

戦う場所を決めて。


そのかわり

武器を持たない一般市民は

巻きぞいにしないで

戦争ごっことは

別の場所で

普通に暮らせるように。


戦争が価値あるものだとは

私にはどうしても思えない。


男性の闘争本能が

大義名分を得て

正義ぶって

殺し合いを正当化している

幼稚なイベントにしか思えない。


殺しあうことの

なんという無意味さ。


「女性が産み

男性が殺す」という

言葉を思い出した。


人間には

理性というものが与えられ

暴力ではなく

話し合える言葉が与えられているはずなのに

それらをすべて放棄して

暴力(武力)に訴えかけるなんて

なんという退行現象。

人間の尊厳を自ら

放棄している行為としか

感じられない。

だから、私は「戦争ごっこ」と

あえて言う。

男達の自己満足のための

幼稚で最悪な手段。



男性にもし

子どもを宿せる子宮があったら

戦争はもっと

減っていたのではないだろうか。。。と

ふと考えた。