「こころの復興に寄り添う」
音楽の力による復興センター東北　代表理事　大澤隆夫さんのお話。

秋田宏さんのまとめられた今日のお話

http://asuhenokotoba.blogspot.jp/search?updated-min=2016-01-01T00:00:00%2B09:00&updated-max=2017-01-01T00:00:00%2B09:00&max-results=50

音楽による東北の復興センターの歩み

http://ongaku-fukko-tohoku.jp/archives?archives_year=2011

2012年から5年間、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の団員が継続的に被災地を訪れ、こどもたちとその家族のためのコンサートを開催。次世代の音楽愛好者と演奏者育成のための音楽指導の取り組みが継続されている。

http://www.suntory.co.jp/sfa/fund/concert/

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音楽の力。。。といえば

父の話を思い出す。

父は明治生まれの建築設計士だった。

（父と私は５６歳，歳が離れている。）

戦後、国からの要請で

急いで公共施設を

建築しなければならず

看護婦が泊り込みで

１０日間、ほとんど寝ずに

仕事をしたと言っていた。

その頃、仕事の最中に

玄関に倒れこみ

もう、起き上がる気力をなくしていた。

その時、ラジオからだろうか

「チゴイネルワイゼン」が

聞こえてきた。

曲を聞いていると

だんだんと力がわいてきて

起き上がって

再び、仕事に向かうことができたという。

「音楽の力って、凄い」

「本当に助けられた」と

父は私に繰り返し

話してくれた。

「チゴイネルワイゼン」

https://www.youtube.com/watch?v=wEmbFSiJzEQ

私はまだ

そういう、凄い体験はしていないが

心が孤独で引きこもってしまった時

小声で

一人で歌うことだけが

心の慰めだったことがある。

「歌」があれば

もう少し生きていける・・・そう思ったことが過去にあった。

音楽とは　音が奏でる空気の振動でもある。

この空気の振動が

物理的に

人を心地よくさせるという

説もあるようだ。

理屈ではわからないが

確かに

音楽は理性の奥の

生命力に直接作用する何かを

持っているような気がする。