災害と防げたはずの関連死
「人が暮らせる」復興を
NPO住環境改善ネットワーク代表 チョ ホンリさんのお話だった。
秋田宏さんのまとめられた明日への言葉
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「復旧は急ぐべきだが、
復興は急ぐべきではないと思う。」
この言葉が
心に残った。
とても、大切な言葉だと思う。
阪神大震災の時のその後も知りたくて
検索してみた。
こういうページに行き当たった。
阪神・淡路大震災20年 何も変わらない「死」の群像
http://www.huffingtonpost.jp/susumu-tsukui/hanshin-awaji-earthquake_b_6484258.html
<抜粋>
阪神復興住宅での孤独死数は864人。
東日本大震災では、関連死が3194人にのぼると報じられた。こうした統計数値はあるが、不思議なことに一人ひとりの関連死の背景や実情は調査されていない。災害関連死は、災害で助かった命が、その後の施策の不足によって落命したもので、人の手で防げた「死」である。効率を求めて動いていく高度情報社会では、おそるべき情報の消費量がスピードとリズムを作りあげて、その速さで人間もどんどん変質していく(中略)日本社会の不幸はすべからくすぐに忘れ去られる構造になってしまって、大災害にかかわる数々の悲しみや苦しみは、独特の社会システムの中にあっけなく埋もれてしまった。
地域の復興に力を注ぐ民間人がいる。
その一方で
関連死を防ぐ方法論をいまだ持てない行政。
行政に期待するのをあきらめて
民間でその方法論も
探っていかなければならないのだろうか。
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