心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

着物をガウン代わりに、はおってみたら。。。

体が不自由な人のための帯を考案して
着物工房代表 鈴木富佐江さんのお話だった。
(H27/12/2再放送)


秋田宏著・明日への言葉まとめ

http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2015/12/blog-post_2.html



番組動画

https://www.youtube.com/watch?v=unDR8b3IdDI




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私は、母が着物の先生をしていたので

着物はなんとなく家にあった。


現代では、

着物というのは

2種類あるのではないかと思う。


晴れ着としての豪華な着物。

美しくて、贅沢。




もうひとつは

普段着としての着物。

きらびやかではないけれど

丈夫で、気楽に着れる着物。


私は、絣の着物を普段に着る。

着物は、暖かくて好きだ。

おしゃれ着としての

着物にはあまり興味がない。


着物の着心地が好きなのだ。

全身が布で覆われていると

なぜか安心感がある。

守られているような気がしてくる。


それに

着物は体力づくりにも良いらしい。

腰を落として所作をする日常が

インナーマッスルを鍛えるそうなのだ。


みんなが、もっと気軽に着物を

着れたらいいのにと思う。

昔は、生活着だったのだから。


最近では中古の着物は

凄い安さで売られている。

また、ふつうの木綿の生地を買って

ミシンで友人に

着物の形に縫ってもらったこともある。

そりゃあ、手縫いにはかなわないところは

いっぱいあるかもしれないけれど

安くて気楽に洗濯できる着物は

ふだん使いにとてもいい。



外出さえしなければ

もっと気楽に来てもいいのだと思う。

ガウンのような感覚で

身にまとえばいい。


私は、絣の着物を着た後

帯はしないで

作務衣の上着を羽織る。

そうすると

帯をしていないのが

目立たない。


すっぽり、全身を覆う割烹着でもいい。


着付けを習って

ちゃんと着なくても

外人がガウンのように

羽織って楽しむように

遊んだらよいと思う。

家の中なら

何をしたってよいのだから。


冬にロングスカートが欲しかった。

でも、ふと気がついた。

着物を着れば

下半身はロングスカートだ!。。。と。


この上に

セーターをはおれば

洋服のように着こなせる。


その上にオーバーコートを着て

外出しても

着物だと

ばれない可能性がある。


せっかく

日本にいるのだから

安い中古の着物でも

もっと楽しんだらいいと思う。

好きな布を全身に巻きつける

快感や安心感は癖になるから。