心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

真のイスラム教徒は人を殺さない


昨日、4月9日は
”いのちのあかし”を伝えたい
僧侶 岸野亮哉さんのお話だった。


秋田宏著・明日への言葉まとめ
http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2016/04/blog-post_9.html


お話の中で心に残ったのは
「ウサーマ・ビン・ラーディン、サダムフセインはどうかと聞いたところ、真のイスラム教徒ではない、なぜなら人を殺したから、イスラム教徒は人を殺したらいけないとはっきり言っています。」という言葉だった。



世界3大宗教といわれている
「仏教」
「キリスト教」
「イスラム教」



そのどの宗教も
決して人殺しはすすめていない。
人の命は
神様からいただいた尊いものであり
神を愛するように
人を愛せよと教えてくれているはずだ。




イスラム圏の人が
自爆テロなどで
世間を騒がしているが
これは
宗教がそうさせているわけではなく
「自爆したほうがよっぽどマシだ」と思わせる日常の不満や絶望が
原因になっているのだと
ガザ難民についての本を読んで知った。



日本にいると
偏った情報しか入ってこない。


おそらく
それは
どこの国でもそうだろう。
マスコミは
その時の政治や
力を持った国民が喜びそうな情報を率先して
流す傾向があると思う。


だから私たちは
できるだけ
それに流されないように
「日本の利益」という角度からだけではなく
なるべく、色々な視点から
世界の出来事を見て行かなければならないと思う。


イスラムを危険視するのは
アメリカよりの見方かもしれない。
実際のイスラム教徒は
普通の私たちと同じ人間で
家族のありきたりの幸せを願って生きている。


私は
最近、アラビア文字に興味を持ち
アラビア語を勉強し始めている。


アラビア語関連専用のtwitterをつくり
アラビア語に機械翻訳しながら
つぶやいていたら
シリアに住む若者が
メッセージをくれた。


日本が好きだというので
どこがすきか尋ねたところ
「يعجبني فيها أن الشعب لا يستسلم و قوي الإرادة ، و أن هناك إحترام للإنسان .」という返事が来た。
これを、まず、英語に機械翻訳すると(アラビア語から、直接日本語に翻訳すると翻訳の精度が悪くなる)
「I like it that people do not give up and strengthens the will, and that there is respect for the human being.」


そして、この英文の訳は
「日本人の、あきらめないところと、人を尊重するところが好き」という意味になる。





シリアの若者が、日本をそう捉えてことが
私には嬉しかった。


私も、偏見のない澄んだ目で
シリアの若者を見ていこうと思った。