心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

おじいちゃん保育士

NHKラジオ深夜便【明日へのことば】を聞きました。
「  第二の人生はおじいちゃん保育士」
保育士 荒澤光利さんのお話でした。





びっくりしました。


60歳を過ぎた男性が
保育士の国家試験を受けて合格し
実際に職場で働いているということに。



私の実家は
保育の専門学校を経営していました。
ですから、保母の勉強がどんな風に大変であるかは
漠然と知っていました。


60歳を過ぎた男性が
国家試験を受ける。。。
学科はいいとしても
実技は?
ピアノの趣味のある人なら
よいけれど
そうでなければ
一からピアノを練習して間に合うの?。。。と



でも、今日のお話を聞いてみると
選択科目は
音楽と言語、絵画の中から二つ選べばいいということ、
そして
音楽はピアノかアコーディオンかギターのどれかを選べるということ、
でした。
荒澤光利さんは、若いころに弾いていたギターを選び、合格したとのこと。



そして、私が一番疑問だったのは
体力的なことでした。


過去に子供を二人育てた私ですが
子供の相手は非常に体力がいる。。。というのが実感でした。



荒澤光利さんは、勤め始めは
体が悲鳴を上げていたと言っていました。
そうだろうな~と思いました。


でも、しまいには体が慣れてきたそうで
凄いなぁと感心しました。



おじいさん保育士として
働かれていることは
凄く意味のあることでもあると思いました。


もっとたくさん増えたらいいなぁ~と
思いました。


そのためにも保育助士のような形で
働ける制度ができるといいですね。
荒澤光利酸も言っている通り、
保育士のハードルを下げて
高齢者が働けるようになると楽しみです。


保育環境がひどい日本において
暇を持て余している元気なお年寄りが
若いお母さんの働きを支える突破口に
なれたら素敵だなぁと思いました。