私たちが人にやさしくいられるとしたら、それは運がよかっただけかもしれない。
明日へのことばを聞いた。
「戦火の中東 取材報告」
第23回坂田記念ジャーナリズム賞
特別賞受賞作品
ジャーナリスト 玉本英子
秋田宏著・まとめ
http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2015/10/blog-post_3.html
いろいろな悲惨な話を聞いた。
そして、家族を殺された女性たちが復讐のため、銃を持って戦っている。。
被害者が加害者になる連鎖。
戦争の残虐非道な話を聞くたびに
心が痛む。
「なんて、ひどい!。同じ人間がそんなひどいことができるなんて信じられない。」と
一瞬思う。
けれど
冷静になって考えたとき、残酷非道な人間も
生まれたときは、全く同じ普通の赤ちゃんだったはずだ。
それが、残酷なことができる人間に変わっていくとしたら
それはその人が生きた環境が
その人を変えたということだろう。
今、私たちが
優しい穏やかな心で生活できているとしたら
人を殺したいなどという心を持たずにいられたとしたら
それは、そういう気持ちにならずに生きてこれたという、
運が良かったというだけのことかもしれない。
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