心が動いた話

「明日への言葉」を含め、ラジオやテレビ番組の感想を書いています。

最後の瞬間を、最高の時間にする「看取り師」。

NHKラジオ深夜便 「明日への言葉・大切な人が旅立つときに」を聞いた。



秋田宏著・明日への言葉まとめ
明日への言葉: 柴田久美子(看取りの家)    ・看取りの家・なごみの里代表理事






今日の放送を聞いて
「看取り師」というプロがいると言うことを初めて知った。


なごみの里 - 抱きしめておくる看取り社会の実現へ


団体概要 | 一般社団法人日本看取り士会




「看取り師」という存在があるということに
とても驚き、また感銘を受けた。


死ぬ瞬間に立ち会うこと・・・
家族がいれば
親しい人の最後の瞬間に
立ち会うことは
一生のうちに1~2度は
あるかもしれない。


最後の時間は、とても貴重な瞬間なのに
その時を最高の時間にするための
知識を私たちは知る術が
今までなかったように思う。


それを「看取り師」というプロが
伝えてくれて、
家族ばかりでは緊張してしまうその瞬間を
支える大切な役割を果たしてくれると言う。


自分の最後の時を想像してみた。
涙で送られたくはないと思った。
笑顔で、穏やかに
家族と微笑みあいながら
お別れが言いたい。


また、もし、自分の人生の最後に
家族が誰もいなくて
たった一人になっていたとしたら
看取り師のような方に
看取ってほしい。。。と
お話を聞いて思った。



「人生の99%が不幸でも
最後の1%が幸せならば
その人の人生は幸せなものに変わる」
この言葉はマザーテレサの言葉だそうだ。



私の人生の仕上げの最後の時を
幸せな時にするために
看取り師の方に来ていただく
そんなお金をちゃんと用意しておこうと思った。





それで、早速
電話をして聞いてみた。


看取り師の出張料金は
2時間で16000円。
3時間で24000円。
4時間で32000円だそうだ。
交通費は経費として、別にいる。
この料金は
民間のカウンセリング料金とほぼ等しい。


今のところ、保険がきかないので
残念ながら高額だ。
でも、みんなの意識が変わって
保険でその費用を払えるようになれば
もっと利用しやすくなるだろう。


そういう時が早く来てくれるように
私ができることは
何だろうか?